「どこでもラストガイ」とは:好きなウェブサイトの上で遊べた企画
URLを入力すると、そのウェブサイトの上にラストガイが現れる。かつて公開されていたウェブ企画「どこでもラストガイ」を振り返ります。

『ザ・ラストガイ』の発売当時、ゲーム本編とは別に、ブラウザで遊べるちょっと変わったウェブ企画が公開されていました。それが「どこでもラストガイ」です。
どんな遊びだったのか
どこでもラストガイは、好きなウェブサイトのアドレスを入力すると、そのページの上にラストガイと人々が現れ、ページを街に見立てて遊べるという企画でした。ゲーム本編が実在の街の航空写真を舞台にしているのに対して、こちらは見慣れたウェブサイトそのものが舞台になります。ブログやニュースサイトの上を行列が走り回る様子は、ゲームの雰囲気を手軽に伝えるものでした。
アドレスをつけたリンクを共有すると、誰でも同じページで遊べたため、ブログやSNSで「自分のサイトの上でラストガイが遊べる」と紹介されることもありました。当時のリンクの中には、「Click here to play The Last Guy」といった言葉が添えられたものも見られます。
宣伝の企画としての工夫
ゲームの宣伝といえば、映像や画面写真を見せるのが一般的です。どこでもラストガイは、それとは違って、ゲームの「遊びの手触り」そのものを体験してもらう企画でした。行列が伸びていく気持ちよさや、それを引き連れて走り回る楽しさは、映像を見るよりも、実際に少し動かしてみるほうがずっと伝わります。
しかも舞台が自分の好きなウェブサイトなので、遊んだ人は「自分のブログでやってみた」「このサイトでも動いた」と、誰かに話したくなります。遊んだ人が自然に紹介してくれる仕組みになっていたことも、この企画がよく知られた理由の一つでしょう。
当時のリンクについて
どこでもラストガイで遊ぶためのリンクは、遊びたいウェブサイトのアドレスを含んだ形になっていました。そのため、当時のブログや掲示板には、さまざまなサイトのアドレスを含んだリンクが今も残っています。
こうしたリンクを開くと、現在はこのページが表示されます。当時の企画を思い出して訪れた方は、ラストガイの遊び方やゲームの歴史に関する記事もあわせて楽しんでいただければうれしいです。
今は遊べない理由
どこでもラストガイは、ゲームの宣伝のために期間を限って公開されていた企画で、現在は遊ぶことができません。当時のリンクをクリックしても、このサイトのページが表示されます。
このサイトは、ゲームの発売元とは関係のないファンによる非公式の情報サイトです。どこでもラストガイを復活させたり、同じ仕組みを提供したりしているわけではありません。
本編との違い
どこでもラストガイは、あくまでゲームの雰囲気を伝えるための企画で、本編のすべての要素が入っていたわけではありません。本編では、制限時間や最低救出人数、ステージごとに違うゾンビ、スタミナを使うダッシュや集合など、より奥の深いルールが用意されています。ウェブ企画で興味を持った人が、本編でその奥深さに驚くという流れも、宣伝として狙われていたのかもしれません。
ウェブとゲームをつなげた発想
ウェブページの上でキャラクターを動かすアイデアは、ブラウザの表現力が高まってきた時代ならではのものでした。ゲームを買う前に、その面白さの一部を誰もが試せる仕組みとしても、よくできた企画だったといえます。
本編のルールや遊び方はラストガイの攻略法で、作品全体の評価はラストガイのレビューでまとめています。


